ライトノベル作家、大谷久のブログ
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つーまーさんと売れない作家115

日曜日の午前から、大谷久です。

 

金曜日に更新出来なかったので今日しておこうかなって。

時間が出来たのでパソコン開いてみました。

予定がなかったので午前中はブログを書くほかには

角煮を作っていました、ことことと。

主夫度をアップさせていこうかなと思いまして。

主夫度をマックスまで上げるとどうなるんでしょうね、

家政夫になれるのかな。

なりたくないけど、家政夫なると事件に巻き込まれるって

聞いたことありますし。

 

では、主夫谷久は今日もブログを書きます。

 

 

 

エピソード115【誰を殺す服なんだろうね】

 

最近、つーまーさんは僕がゲームをしていると
ゲームのサポートとして色々と教えてくれて、サポートをしながら
自分もDSでゲームをしつつ、
ツイッターのチェックも同時にやるという曲芸じみたことを
やっているのですが、そんなつーまーさんに突然に振られた話題。

 

「ツイッターのタイムラインで、結構前からなんだけど
 童貞を殺す服、っていうタグで絵を書いてる人を見かけるんだけどね」
「僕も見たことありますね」
「童貞を殺す服ってぶっちゃけなんなの?
 なんで殺されるの?」
「殺すってあれですよ、比喩ですよ。悩殺みたいな意味じゃないですか?
 こう、メロメロってきちゃうような」
「メロメロって最近言わないよね。
 ルパンくらいしか使ってないよね」
「時代を感じさせてすみません。ではなんと言えばいいんでしょう。
 くらっと来るというかキュンキュンするというか。そういう感じで」
「萌えーではないんだね」
「もっと直情的な気がしますけど。よくわかりません」
「要するに男受けがいい服なんだよね。それも大人しい男の子にも
 受けるような服ってことかな」
「まぁだいたいそんな感じです」
「私ね、十代の頃からゴスロリだとかロリパンク着てるけど、
 あれって童貞を殺す服だったのかな」
「…微妙なラインですね。逆に聞きたいんですが、
 ロリータって男受けどうなんですか?」
「良くはない。あぁ、あれね。コスプレ的なね。自分の世界観がっつり
 持っちゃってる系でしょ?みたいな感じで見られる」
「世界観持っちゃってるってのはわかります。
 容易に話しかけ辛いという気はします」
「でもアニメや漫画の中の可愛い女の子キャラには多いよね。
 ロリータ着てる子って」
「最近、あんまり居ないような気もしますけどね。
 たしかに多いと思います」
「ってことは、漫画好きな男の子にとっては魅力的な服ってこと?」
「そこはイコールじゃないですよ。
 現実でロリータ着てる子とゆるふわ系の服着てる子だったら
 後者の方が好かれるんじゃないかなと思います。僕の私見ですけれど」
「ピンクのふわふわしたワンピ着てればいいのか。
 っていうか前提として『可愛い女の子が』ってのがあるんでしょ」
「まぁ、そこは否定しませんね」
「ちっ、これだから男は。結局、服よりも中身じゃねーか」
「そんなこと言ったら女性だった美少年と野獣だったら美少年の方を取るでしょう」
「世の中、一定数野獣好きがいるからね。野獣っていうか熊さん系ね」
「なんかうまく切り返されました」
「ともかくロリータは男の子にはあまり受けがよろしくない格好なのだね」
「つーまーさん、受け狙ってたんですか?」
「別に狙ってないけど。ただ童貞を殺す服ってのにちょっと興味が出ただけで。
 ちなみに童貞じゃなくて君を殺す服だったらどんなのがいい?」
「清楚な下着姿でしょうか」
「脱いでるじゃん、もう。すでに。服じゃなくない?」
「ちなみに僕がキュンとするシチュエーションは裸の女の子と
 一緒にお風呂に入る時です」
「だからさ、もう裸って言っちゃってるし。それもう、一緒にお風呂入った後に
 することに期待してるだけだよね?」
「前段階を簡単に済ませてくれるのと、後腐れがなければ尚良し」
「人として最低なことを堂々と言っている。なんなのこの人」
「そのくらい服装なんてどうでもいいです。最低限の清潔感さえあれば」
「君は正直な人間なんだね。それが良いことかどうかは別として」
「イラストで見た童貞を殺す服って、ハイウエストのスカートとブラウス姿で
 くびれと胸の大きさが強調される服でしたから。
 要するに清楚さと清潔感のあるエロい服ってことですよね。
 ストレートな願望が現れていて良いですよね」
「エロい服っていうな。普通の服でしょ、あんなの。エロい目で見てるのは
 そっちってだけで」
「あれを普通の服とは、つーまーさん痴女ですね。前々から素質は
 あると思っていましたが」
「私って痴女の素質があるの…?今知ったんだけど?」
「ソックスがずり落ちるのが嫌という理由でスーツのスカートの下に
 ガーターベルトを装着して出社する女は痴女だと思いますけど」
「私の秘密をばらすなよ。誰にも気づかれないからいいかなって思ってるだけだし」
「そういえばこんな機会でもないと聞けなかったのですが、
 逆に言うと処女を殺す服ってどんなのなんですか?」
「私、好きな男の子の服装もだいぶ偏ってるから言い切れないんだけど。
 ショタのハーフパンツとか言ってたら駄目でしょ?」
「ショタに処女を殺させるってどんだけ業が深いんですか。
 文字にしたら捕まりそうですよ」
「そういう私の趣味を除くと…そうだな。
 さらっと白シャツを着て七分くらいに腕まくりして、ズボンは細身のシルエット。
 とかかな」
「めちゃくちゃシンプルですね」
「そのシンプルさが似合う男の子限定ね。
 並の学生さんがやったりしたら大やけどするから気をつけて」
「結局、それって中身が大切ってことになりません」
「あぁ…そうだね。やっぱり人間、見た目よりも中身だよ」
「いい言葉風に終わらせようとしてますけど、ただしイケメンに限る
 って言いたいだけなんじゃ」
「トヨエツとか似合いそうだよね」
「あの域まで達してないと駄目なら一般人は誰も真似できませんよ?」
「ただしトヨエツに限る、という言葉が出来たね」
「出来てどうするんでしょうね…」

 

後日、処女を殺す服で画像検索してみたんですが、
イケメンシンプル系とイケメン王子様風の二つが多かったです。
どちらにせよ、やっぱりイケメンに限りますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蛇足のようなもの。

来週はあんまり更新できそうにないので、日曜日に更新してみました。

一定数、毎日見に来てくれる方がいるみたいなので一応お知らせ

しておこうかなと思いまして。

来週更新出来ないと、あっという間に12月突入してそうですね。

師走の月、なにから始めましょうか。

とりあえず餅でも焼いてから考えてみましょう。

 

 

 

 

ではー、次のブログで。

 

| 11:37 | つーまーさんと売れない作家 | comments(0) | trackbacks(0) |
つーまーさんと売れない作家114

自転車乗ったら凍えかけた、大谷久です。

 

駄目ですね、あんまり寒い時に乗ったら。

あれ?死んじゃうかなって本気で思いました。

昨日、札幌は気温がマイナスいっていたのですが

そんな時に乗ったら駄目です。

あとで調べたら自転車に乗ると体感温度は気温の

マイナス6℃なのだとか。

どうりで寒いわけです、凍るわけです。

温かいお風呂に入ってやっと復活しました。

 

 

寒いけれど、

今日もブログ書きますよ。

 

エピソード114【最近のポケモンネーム】

 

心が小学五年生男子とほぼ同じなつーまーさんは、
ポケモンの新作が出る度に買ってきては
ポケモントレーナーになっています。
僕は結構前につーまーさんに付き合う形でポケモンを
プレイしたことはあったのですが、それきり
新作はやっていなくて、今のポケモンがどんな風になって
いるのかはつーまーさんに伝え聞くことでしか知りません。

 

「先週買ったポケモン、楽しいですか?」
「だんだん楽しくなっていってるとこかな」
「最初に博士から三匹のポケモンのうちどれかをあげよう。
 っていうのは未だにあります?」
「あるよー。相変わらず、火草水の属性の三匹だよ」
「ゲーム始める前に最初の三匹、どれを選ぶか僕に決めさせて
 欲しいって頼んだらめっちゃキレられましたよね」
「当たり前だろ、なんでそんな重要なこと君に決められないと
 いけないんだよ。常識的に考えておかしいだろ。
 ドラクエ5で結婚相手決めさせろって言ってるようなもんだからね」
「別にそんな重要なことじゃないと思いまして。
 じゃあ主人公の名前決めたかったです」
「いや、だから嫌だよ。主人公の名前ってめちゃくちゃ重要でしょ?」
「なにも僕に決めさせてくれませんね」
「決めていい権利がないからね。
 ちなみにだけど、主人公の名前を付けていいって言ったらなんて
 名付けるの?」
「なまづめはぎお」
「怖いよ!そんな名前の奴に使われるポケモンが可哀想だよ!」
「漢字で書くと生爪剥夫です」
「だろうね。しかも最悪な漢字の並びだね」
「名字は『人気のない夜の道で』なんですけど、長いから省きました」
「どんな名字だ。生爪が名字だと思ってたよ」
「それで人気のない夜の道で生爪剥夫はどんなポケモン使ってるんですか?」
「その名前で呼ぶんじゃない。私は自分の名前を入れてプレイするのが
 好きなの。ちなみに最初に貰ったポケモンはニャビーっていう
 猫っぽいポケモンだよ」
「あら、可愛いではないですか。ニャビーさんにも名前付けられるんですよね」
「ニックネームね。主人公が私だから、うちの猫の名前を付けちゃった」
「愛着が持てそうです。これでニャビーさん弱かったら目も当てられないですけど」
「大丈夫、最初に貰うポケモンはそうそう弱いことないから」
「ではポケモンマスター目指して頑張ってください」
「いや、そういう世界観じゃなくてさ。
 なんか今は各地のヌシを倒してるかな」
「文明なくなったんですか?」
「そうじゃないんだけど、君の知っているポケモンからちょっと趣旨が変わった
 と思っていればいいよ。ヌシを倒して名を挙げる的なね」
「他に昔と変わったところって?」
「今のポケモンはね、戦いが終わった後に撫でてあげたり、餌を上げたりして
 高感度あげるんだよ。すごくない?」
「面倒くさいですね。つべこべ言わずに戦っていればいいのに」
「完全に生体兵器としてしか見てないよね。酷いよね。
 ポケモンの世界では悪側の発想なんだよなぁ」
「自分の可愛いペットみたいな存在だとすると、そんな大切なペットを
 茂みから出てきたわけのわからないモンスターと戦わせる方がひどくないですか?」
「だってそういう存在だから、ポケモンって。
 戦わないポケモンはただのケモノだよ」
「つーまーさんも充分に酷いです」
「酷くないよ。…そうだ、君、なんか名前付けたいなら
 私が今捕まえたポケモンのニックネームを付けさせてあげるよ」
「どんなポケモンですか?」
「エスパータイプ、初代にも出てたケーシィってポケモンだよ」
「超能力使うやつですね。わかりました、じゃあニックネームはマリックで」
「やめたげて。ユンゲラーに進化する奴にマリックは酷だから。ね?」
「ニックネームは一瞬のひらめきが重要だと思うのですが。
 では、『ネクロノミコ』でどうでしょう。字数制限で最後まで入らなかったので
 感じとしてはネクロノミ子というイメージで」
「それならいいかなぁ。禍々しい子に育ちそうだけど。
 じゃあ決定」
「こうやってつーまーさんのゲームに少しでも僕が参加出来てると思うと
 楽しいです」
「ほんと?じゃあね、次はクワガタの幼虫みたいなポケモンの
 ニックネーム付けてよ」
「わかりました、これは一発でつーまーさんの気に入る名前を考えます。
 はい、では『ジュエキ』でどうでしょう」
「そいつの主食としてるだろう物の名前付けるかい?
 ウサギに人参って名前付けるやついるかい?」
「猫にカルカンって名前付けてる人を見たことがあります」
「カルカン、美味しいらしいよね猫にとっては。
 私はトイプードルにウサギって名前付けてるアイドルを知ってる」
「最高のネーミングセンスですよね。
 ではジュエキで登録です」
「あ、勝手に登録した。仕方ない、ジュエキもレギュラー入りさせて
 あげよう」

 

 

そんなやりとりをした何日か後に、ふと気になって
僕が名付け親となったポケモンがどう成長したのか聞いてみました。
すると。
「あの、非常に言いにくいんだけど。
 君のネクロノミ子ね。どうやらバグらしくて。
 いくらレベル上げても技を覚えないんだよね」
「マジですか。
 となると、ネクロノミ子の今後っていうのは」
「二軍落ち、というか二軍なんてないので
 外れてもらう形にはなるよね」
「うぅ、僕が名付けたのに。ネクロノミ子…なぜ、そんなポンコツな
 子になってしまったのでしょう」
「仕方ないよ、君のせいじゃないから」
「ちなみに、ネクロノミ子はどんな技なら使えるんですか?」
「テレポート。ポケモンとの戦いから脱出するわざ。それだけ」
「あぁ…戦いたくない子だったんですね。非暴力主義なんですよ」
「暴力、奮ってもらわないとね。こっちとしても使えないっていうかね」
「優しい子には向いてない世界だったのです」
こうして、僕が名付けたネクロノミ子は永久にレギュラー入り出来ない
致命的な故障を抱えて、去っていきました。
ちなみにジュエキは順調に育っているそうです。
早く、クワガタになるといいですね。頑張れジュエキ。
お前だけが僕の希望だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蛇足のようなもの。

ついでなので生爪剥夫についてもう少し考えてみました。

彼は一人暮らしでワンルームマンションに住んでいるのですが、

マンションの壁という壁に額縁が飾ってあるんです。

額縁の中には、標本のように今まで剥いだ生爪が

きちんと並べてあります。そんな生爪の標本に囲まれた

部屋で、一人ソファーに座ってうっとりするのが彼の至福の時間。

彼の自慢は今まで生爪を剥いだ相手を殺したことは一度もないこと。

ちゃんと交渉した上で納得して剥がしています。えらい。

けど将来の夢はポケモンマスター。

だってポケモンの世界の住人だから。

 

 

 

 

 

 

 

 

ではー、次のブログで。
 

| 18:12 | つーまーさんと売れない作家 | comments(0) | trackbacks(0) |
つーまーさんと売れない作家113

地震大丈夫でしたか?大谷久です。

 

朝起きたらニュースが地震のことで一色に

なっていて驚きました。

大きな揺れで目を覚ました方も多いのだと聞きました。

一人でも多くの方が無事でありますように。

お昼くらいにニュースを覗いたら、だいぶ落ち着いてきたと

言っていました。少し安心しました。

 

 

さて、今日もブログ書きます。

 

エピソード113【つーまーさんの荒くれ猫】

 

実家にちょくちょく帰省するつーまーさんなのですが、
帰る度に、結構ひどい傷を追って帰ってきます。
といってもつーまーさんの実家のあたりが
特別荒くれ者が多くて、帰省の度に賊に襲われているわけでは
なくて、傷の理由はつーまーさんの実家にあります。

 

「うぅ、腕の傷が痛いよ…」
「またやられましたか」
「うん、散歩に連れていってってママに頼まれたから
 外に出してあげたんだけど、気に入らなかったのかやられた」
そう言って、つーまーさんは腕に出来た引っかき傷を見せてきます。
つーまーさんの実家には「さだはる」と名付けられた猫が居まして
さだはるさんの機嫌が悪いと、そういう引っかき傷を作る羽目に
なるそうです。
「だいたい奴はママにしか心を開いていない無頼漢なんだよねぇ。
 私なんて拾われた直後の手のひらに乗るくらい小さい時から知ってるのに
 まったく慣れてくれない」
「だってつーまーさん、大学生だったので実家に居ませんよね。
 そんなたまに帰ってくるだけの人、猫にとっては他人としか認識しませんよ?」
「そうなのかなー。君の実家にも猫居るけどどんな感じ?」
「一匹は僕が高校生の頃に飼い始めたので、一緒に生活していた期間が長くて
 未だに覚えてくれています。でも僕が家を出た後に飼い始めたもう一匹は
 懐いてくれませんね」
「そういうものなんだね。でもさだはるなんて、一緒に住んでる私の弟の
 足首よく噛んでるけどね。風呂上がりとかの」
「それ、なにかで見た気がしますが習性ですよ。
 狩りの練習だったはずです。別にさだはるさんが特別乱暴な猫という
 わけではありません」
「狩りかぁ…。なんか雀とか取るらしいからね、奴は」
「あるあるですね。しかもご主人に見せて褒められたいので
 もれなく持ってくるんですよね。僕も実家で枕元に巨大ムカデを持って来られた
 経験があります」
「ひぃっ。本州のムカデって、こっちのゲジゲジよりも大きんでしょ?」
「きしめんくらいありました」
「大きいよ、太いよっ。地元の郷土料理で例えるのもどうかしてるよっ」
「僕にとって想像しやすいものでしたので、つい…」
「今、うちで飼ってる子たちは野生なんてまったく知らないから、
 そういうことも無いけどね」
「そもそもつーまーさんの実家のさだはるさんは家猫なのに、散歩に出かけるなんて
 不思議ですよね。あんまり聞いたことないです」
「犬だよね、散歩するのは。でもたまに居るんだよ。散歩好きな猫。
 さだはるは散歩の途中で飽きて動かなくなるけどね」
「それってどうするんですか?」
「もちろん、抱っこして連れ帰らないといけないんだけど。
 抱っこすると暴れるんだよね」
「それでまた傷が増えると…」
「わりと跡に残る傷になっちゃったりするんだよねー」
「というか、僕もさだはるさんに会ったこと何度もありますけど。
 大きくないですか?一瞬、たぬきが家に居ると思いましたけど」
「そう、大きいのさ。大きくて重くて、攻撃力が高いのさ」
「なんと荒くれものな猫なのでしょう。
 しかし、僕は引っかかれたことも噛みつかれたこともありませんね」
「それが不思議なのさ。しかも、私の実家に最初に来た時だったかな。
 さだはる、君の膝の上でくつろいでたでしょ」
「そうでしたね。随分甘えん坊な猫だと思った記憶があります」
「あんなこと、他の人じゃありえないからね。
 私にだってしたことないのにっ」
「僕、人に懐きやすい動物には懐かれず、人に懐かない動物に懐かれるという
 ことが頻繁にあるんです。そのせいではないでしょうか」
「なぜそこまでひねくれてしまうのか、人としてどうかと思うよ?」
「仕方ないです。持って生まれたものなので。人懐こい小型犬が僕に対して
 牙剥いて吠えますからね。愛嬌どこ置いてきたって思いますよ」
「確かに、君って散歩中の小型犬によく襲われそうになってるよね」
「なのにさだはるさんみたいな気難しい猫には好かれます。謎です」
「さだはるが膝に乗ってるところをママが見てね、すごく珍しいから感心してたよ。
 この人、いい人なのかもしれないって思ったらしい」
「それまでいい人じゃないと思われていたのが地味にショックです。
 僕、それなりに無害な顔つきだと思うのですが」
「たまに黒目ばっかりのシリアルキラーみたいな顔してる時あるよ?」
「あれは意図してやってるので大丈夫です」
「全然大丈夫じゃないよ。意図してるのが逆に怖い」
「でも荒くれ者の猫に好かれるのは嫌ではないです」
「人に懐かない動物に懐かれる…っていうと、君の飼ってる蛇もそうかな?」
「いや、蛇子さんなんですが、最近ちょっと気性が荒くてですね」
「おやどうしたの?反抗期?」
「いや、どちらかというとパブロフ期というか…。いつもケージの鍵を開けて
 餌をやってるのですが、それを都合九年ほど繰り返していたら覚えまして。
 今やケージの鍵を開ける音に反応して餌をもらえると思って反射的に
 飛びかかってきます」
「ピット器官とか使ってないのか。どうしたんだ、蛇って狩りの達人だろ」
「もうどうでもいいみたいです。僕の手でもピンセットでもガラス窓でも、
 なんでもいいから飛びかかりたいそうです」
「それも一種の好かれてるってことで、納得しようぜ」
「していいんでしょうかね…」
疑問は残りますし、蛇子さんについては好き嫌いという感情なんて絶対にないですけれど、
いい加減、餌と僕の手の区別を付けて欲しいところです。
毒はないですけど、噛まれると多少痛いですからね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蛇足のようなもの。

今週の更新があまり出来ないような気がします。

明日も出来ないかな。

なのでぼちぼち見に来てくださいー。

あと、ほんと地震心配ですね。

続かないといいんですが。

安心して眠れる日が来ますように、とお祈りしています。

 

 

 

 

 

 

ではー、次のブログで。

 

 

| 17:55 | つーまーさんと売れない作家 | comments(0) | trackbacks(0) |
つーまーさんと売れない作家112

初代ポケモンならモンジャラが好き、大谷久です。

 

触手が集まったような謎のポケモンなんです。正体はわからないのです。

今日は新しいポケモンの発売日だそうですね。

うちにもつーまーさんが頼んだやつが来るはず。

最近のポケモンにはついていけない僕なので、

見ているだけになりそうです。あ、でも3DSだとプレイしている

ところは見られないのか。

ポケモンってどんなに強そうでも、どんなに伝説っぽいやつでも

モンスターボール投げるとポケモンという種族の性質で

反射的に小さくなってボールに吸い込まれる。

というところにものすごく愛嬌を感じます。

「うわっ、ボールっ。ちっちゃくならな!」

と、ミュウツーでも思ってるんですよ。

 

 

でもポケモンの話はここまでにして。

 

今日もブログを更新です。

 

エピソード112【事件は学校で起こってる】

 

鬼談百景というオムニバスホラーの映画をつーまーさんと見た後のこと。
怪談、ホラーというジャンルなのでやはり学校を
舞台にした作品が多かったのです。
そのことについて、つーまーさんが疑問を持ったようで。

 

「いや、わかるんだけどさ。怖いのもそうだけど。
 学校ってよく事件だの事故が起こるよね」
「通ってる人数が多いので、その分、事件が起こる率が
 増えるのは当然ではないですか?」
「そうなんだけど。じゃあ大っきな会社だって社員がそこら辺の
 高校よりも多いところだってよくあるでしょ。
 でも怪談や事件っていうと、学校に勝るイメージがないなぁ」
「フィクションの世界だと学校が舞台になることが多いですけど、
 現実だったら会社でも事件は沢山起こってます。
 朝のニュースで毎日のように報道してますから」
「会社で起こった事件!よりも学校で起きた事件!っていう方が
 フィクションの題材にしやすい?」
「僕が書いてるジャンルでは少なくとも」
「でね、思ったんだけど。
 怪談でも事件でも事故でもいいんだけど。
 私ってそういうのに縁がなくて。二十二歳になるまで学校に属してたのに
 あんまり経験ないんだよねー」
「つーまーさんの学校生活史上、もっとと印象的な事件ってなんですか?」
「うぅん…。隣の隣のクラスに中居正広って名前の同級生がいた、かな」
「事件じゃないですけど、印象に残ってることではありそうですね。
 それが筆頭に出てくるってことは平和な学校生活だったってことですよ」
「平和なのはいいんだけど、後から思い出すとインパクトにかけるっていうか。
 そういえば中学生の頃に不良がお礼参りにぞろぞろ学校に入ってきたことが
 あるかなぁ」
「それは怖いですね。結局、どうなったんですか?乱闘ですか?」
「いや、先生に説得されて帰っていたけど」
「話してわかる不良ってある意味すごいですね…。
 すごすご帰った後にどういう気持になるんでしょうか」
「案外、やってやったぜー的な。話を盛って後の武勇伝にしてるかもよ?」
「一番ダサいやつですね」
「田舎だったからあんまり大したことなかったのかな。
 君の地元はどうだった?」
「事件ってほどじゃないですけど、ちょっと変わった方が多い土地だったのか、
 両手にノミ持った人が日常的に奇声上げながら走ってたりはしましたけどね」
「この国は法治国家じゃないのか…」
「いや、怒られてましたよ。その辺のおっさんがこらぁ!って」
「こらぁって言えるおっさんがすごいよね。だってもう、ノミ向けられるかも
 しれないのに」
「今思えば、怖いですよね。僕だったら絶対に話しかけられません」
「でもそれも事件じゃないんだよね。キテレツっていうだけで」
「うーん、事件…ですか。なにかあったでしょうか…。
 通っていた高校で『男神輿事変』ってのはありましたけど」
「なんか昭和の不良漫画臭がすごいするんだけど」
「たぶんそのイメージで合ってます。うちの高校、文化祭で各クラスがお手製の
 神輿を作るんです。それが通称、男神輿」
「お祭りっぽいていいね。担ぐんだ、みんなで」
「そうです。ハッピ着て校内を練り歩くんですが、前述の通り全てのクラスで一つずつ
 作るんです。それが校内を練り歩くとバッティングしますよね。
 自分のクラスの男神輿と、別のクラスの男神輿が真っ向からぶつかるんです」
「そうなるね。で、どうするの?」
「基本、僕の通っていた高校は不良ばっかりだったのでどちらも道を譲らず
 喧嘩に発展します。勝ったほうが神輿を担いで廊下を進めるんです」
「ファミコンのゲーム的な、平面しかない世界の話でもしてる?」
「三次元の話なんでちょっと譲り合えば済む話なんです。
 なのに彼らは真っ直ぐにしか進まないんです」
「じゃあ全校で何クラスあるか知らないけど、結構な男神輿が
 廊下を歩く覇権を巡って争うんだ」
「そう、最後まで神輿を担いでいられたクラスがその年の顔です」
「文化祭だよね?文化って言葉の意味知ってるよね?
 血と暴力がはびこってるようにしか思えないけど?」
「あまりに怖いので、文化祭なのに他校の生徒が遊びに来てくれないっていう」
「そりゃ行きたくないわ。家族や兄妹でも嫌だもん」
「これが男神輿事変っていう毎年の恒例行事です」
「あの、ちなみに君も参加してたの?」
「するわけないです。僕の所属していたクラスは一応、ちゃんとした良識ある
 生徒だけで固められたクラスですから。棄権です。神輿すら作りません」
「よかった、君が蛮族の一員じゃなくて…」
「けど、つーまーさんが求めてるのはこういう事件じゃないですよね」
「出来ればもっと陰鬱な、怪談の素になりそうなやつってある?」
「さすがにないですね、そういうのは。
 そう考えると、昔あの校舎のトイレで自殺があって、とか。
 こっくりさんをしていた女子の一人が行方不明で。みたいなのって
 どこで起こっているんでしょう」
「東京だね、きっと」
「出ましたね、東京に無限の可能性を見出しがちな地方の人」
「ああいうの全部東京で起こってるんだと思う。
 絶対そうだよ。全ての情報の発信源だから」
「なぜそこまで思い込むことが出来るのか謎です。
 東京ってそこまですごいですか?」
「たぶん毎日が事件につぐ事件だから。コナンで見たもん」
「ソースがコナンってすごいですね。
 ちなみに、テケテケっていう妖怪は釧路の方で電車に轢かれて
 上半身だけになった女の子だそうなので、釧路発なんですよ?」
「そういう怪事件はとりあえず北海道の田舎の方で
 起こしておけばいいやっていうのやめろよな!」
「東京のどこかで起きた、と同じくらい便利ですよね。
 北海道の田舎って」
東京で起きた、だと身近に起きた自分の身にも降りかかるかもしれない
という感じで、北海道の田舎だとまぁそんなことが起きても
おかしくはないか的な説得力でもあるんでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

蛇足のようなもの。

冒頭の怪談の舞台が学校になりがち、という話で

他には肝試しに行った廃墟、トンネル、病院。

あたりがよく舞台になりますよね。

以前、とあるラブホテルのフロントで働いていた方から

この手のホテルにも結構怖い話あるよーと聞いたことがあるんですが

具体的に教えてもらうと、怖い話と同時進行で

良い子は聞いちゃだめ!的な内容が多々含まれるので

あー、これはテレビや映画じゃ題材に出来ないよなぁと思いました。

余計な方に気持ちが向いちゃうと言いますか。

話に集中出来ないですしね。

 

 

 

 

 

 

 

ではー、次のブログで。

| 17:55 | つーまーさんと売れない作家 | comments(0) | trackbacks(0) |
つーまーさんと売れない作家111

ポッキー久しく食べてないなぁ、大谷久です。

 

カテゴリ111回目の更新を11月17日にしているわけですが、

ちょっと頑張れば、11月11日に111回目が出来たんじゃないか

と思うと後悔しています。

更新は計画的に。

めっちゃ惜しい気がする。別にその日に更新出来たからなんだという

話だけれど。

で、もし11日に更新していたら11にまつわる話をしなくては

いけなかったんだろうなぁ。ないなぁ、そんな話。

もしくはポッキーにまつわる話?

ポッキーゲームという他人と同じものを咀嚼しなければならない

考えただけでも怖気が止まらない闇ゲームについてなにか書けたかな。

 

しかし今日は今日で。

気を取り直して。

 

エピソード111【血を吸う宇宙】

 

今年もインフルエンザの季節がやってきました。
しかもちょっとフライング気味にやってきているらしい。
フライングしているなら一回仕切り直さないといけないだろ
と思うけれど、インフルのやつはそんなつもり毛頭ない様子。
怖いですよね、インフルエンザ。

 

「ニュースでやっていたのですが、今年の十月のインフルに
 かかった患者数が去年と比べて十倍以上居るらしいですよ」
「すごいやん、インフル」
「生粋の道民であるつーまーさんが似非関西弁使うくらい
 すごいのです」
「職場でも出たよ。風邪引いてる人もいっぱいいるし」
「つーまーさん伝染らないように注意してくださいね」
「大丈夫、私、風邪引かないので」
「ドクターXというドラマにそういう決め台詞ありませんでした?」
「私、失敗しないので。でしょ。まぁ、女版ブラックジャックみたいな
 先生は風邪引かないかもしれないけど」
「つーまーさんが風邪引くと、もれなく僕も伝染りますので。
 そこのところは何卒」
「同じ家の中でね、ウィルスを保有し合うという。
 究極の共同作業だよね」
「絶対にやりたくない共同作業です」
「そんなこと言って、毎年風邪引くのは君の方なんだから。
 誰とも接しないくせに風邪菌にだけはオープンだよね」
「言い訳のしようもありません。
 僕は基本的に人間以外だったら受け入れ体制があるんです」
「大変なのは看病する私なんだから、やめてね」
「今年は予防注射に行こうかなと思っていまして」
「いいね。っていうか毎年行けよ」
「嫌です。注射が怖いです。針を人の体に刺すなんて傷害です」
「子どもか、君は。
 注射なんてもうさらっと受け流しなさい。痛いのなんて一瞬でしょ?」
「僕、本当に苦手で。
 風邪引いた時に採血されただけで、貧血で倒れたことあるんです」
「それは注射が苦手という問題なの?体が弱すぎるんじゃないの?」
「針もそうなんですけど、チューブを通っていく自分の血を
 見ていたらふわぁっとしてきてしまって」
「そもそも血が苦手なんだね」
「気を失ってしまうんですよね。献血に三度行って、三度とも途中で
 気を失ってしまったので、頑張ったで賞みたいなバッジ貰ったことあります」
「向こうもね、そんな命がけみたいな感じで来られても
 受け取り辛いよね、血」
「たまには社会貢献したかったんです…」
「針も血も苦手って、それはやっぱり子どもの頃から?」
「確かに子どもの頃から注射は苦手でしたけど、血を見るのは大人になってから
 苦手意識が強まりました。つーまーさんはそういう経験ないですか?」
「私、別に平気かな。
 よく女の人よりも男の人の方が血には弱いっていうからね」
「ではもしも吸血鬼と人類の生き残りをかけたサバイバルが始まったら、
 戦闘面はつーまーさんに任せます」
「血に強いって別に吸血されても平気って意味じゃないのよ?」
「いや、僕、化物だとしても人の形してる者に杭打ったりも出来ないので」
「まっさきに死にそうだね、君は」
「大丈夫です、つーまーさんがきっと僕を守ってくれます」
「人任せだなと言いたいところだけど。私が守ってあげないとこの人、
 駄目になっちゃう感を出されると弱い私なの」
「そこに付け込む僕です」
「吸血鬼よりも質悪いじゃないか」
「あ、でも偽物の血は大丈夫なんです。ホラー映画は目を細めて見るのですが
 スプラッタ映画は全然平気だったりします」
「私も小さい頃におばあちゃんに『死霊のはらわた』を見せられて
 耐性があるよ」
「おばあちゃん、つーまーさんのこと嫌いだったんですか?」
「いや、私が怖がっているのを見るのが好きという人でね」
「おぅ。悪趣味」
「なので、吸血鬼とサバイバルするC級パニック映画みたいな現実に
 なっても私は大丈夫、君と一緒に生き残ってみせる!」
「あ、僕、平穏な世界以外で生きるつもりないので。すぐに自ら死にますので
 あとは好きに生きてください」
「このやろう、生命力低すぎんだろ!」
サバイバルものだと、多少傷をおっても平然と逃げたり戦ったり
しないといけないのですが、
採血程度の出血で気を失う僕はどうあがいても生き残れる気がしません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蛇足のようなもの。

針が苦手過ぎて、敏感になりすぎているところがありまして、

今年のはじめに風邪を引いた時に咳がすごく出たので

病院に行ったところ、血液中の酸素濃度?を測ると言われて

指先を包むような装置がセットされた際、思わず先生に

「この装置、内部からいきなり針が出てきて指先刺したりしませんよね?」

と真剣に尋ねると先生に失笑されました。

「そんな装置を勝手に装着したらさすがに苦情が出る」

そう笑って仰ってまして、確かになと納得しました。

本当にあったら軽いドッキリというか拷問器具だものね。

 

 

 

 

 

 

 

ではー、次のブログで。

 

| 17:45 | つーまーさんと売れない作家 | comments(0) | trackbacks(0) |
つーまーさんと売れない作家110

ボジョレーヌーボー…ってなんだろう、大谷久です。

 

未だにわかっていない、世間でなぜ騒がれるのかも知らない、

なぞの飲み物ボジョレヌーボー。

そもそも解禁日ってなんなのでしょうね。

なぜ、ワインに解禁だのなんだのってあってもてはやされるのか。

他のワインにも解禁日はあるのだろうか。

調べようとも思わないことなので、たぶんこの先、一生知らずに

生きていくんだろうなぁ。

さけ違いの鮭に解禁日があるのは理解出来るのにな。

 

 

まぁ、いいや。

一生飲まないだろうから。

 

 

さて、今日もブログ書く。

 

エピソード110【隠れグッズ羨ましい】

 

この間、つーまーさんと街をぶらぶらしていたら、
つーまーさんが街往く人を見かけては。
「あの人も、あの人もそれとあっちの人も、
 あのアイドルのファンだわー」
と、某男性アイドルグループのファンだと教えてくれました。
あまり街往く人のことを話題にしたりしないつーまーさんが
そんなことを自信を持って言っているのに少し驚きました。

「男性アイドルって、あれですよね。
 昨日か今日、札幌でライブらしいって情報番組でやってました」
「だろうねー、みんな物販のグッズ持ってるからすぐわかるよ」
「持ってましたっけ…?」
「君、気づけない?よくみたらそうなんだよ?ほら、あのお姉さんも」
「どの辺がグッズなんですか?
 普通のトートバッグ持った、キャリーケース引いてる旅行者に見えますけど」
「実はあの格好の中にいくつかヒントが隠されていてね。
 パーカーの色だとかね。トートバッグのロゴもよぉく見るとわかるんだよ」
「なんですか、その隠し要素。画面のどこかにonちゃんが居る的な
 お楽しみ要素ですか?」
「画面の中にonちゃんが居るという話が通じるのは道民くらいだよ?」

 

ちなみにonちゃんとは北海道テレビ放送のキャラクターで、
画面のどこかにonちゃんが隠れているので見つけてね、というお楽しみ
コーナーを持っていたりします。見つけづらい。

 

「あのアイドルのグッズってすごい出来でね。私生活に使っていても
 知らない人にはバレないような作りになってるって聞いたことある」
「なんてヲタバレにやさしい設計。
 タイムスリップ出来るなら、島原のキリシタンにやり方を教えて
 あげたいです」
「いや、彼らもだいぶバレない知恵絞ってたらしいよ。
 オリジナル十字架作ったりしてさ」
「腕に巻いてる組紐の色で、キリスト担かマリア担かが
 わかる仕組みなんてどうでしょう」
「命がけの信仰を担って言うなよ」
「そうなると十二使徒のそれぞれの担色も作んなくちゃですね」
「実際あるから。その人達を象徴する色が」
「ユダの裏切りの黄色でしたっけ?」
「だからってユダ信仰してる人たちは別に黄色のラバーブレスレットしたり
 してないからね?」
「そういうラバーブレスレットとかっていいですよね。
 色だけで誰が好きなのかわかるようになってるなんて、本当に優しいです」
「なぜか実感が篭ってるけど、どうして?」
「僕の好きなアイドルグループのグッズって、ヲタバレにすごく優しくないっていうか。
 この間もニット帽が新商品として出たんですけど、デザインは推しの名前が
 漢字ででっかく入ってるっていう攻めてるやつでして」
「確かにそれは隠れてアイドル応援してる人には手が出し辛いな。
 かぶってたらモロバレだもんね。知り合いに会わないかどきどきしちゃうもんね」
「知り合いどころか、他人に見られるだけで僕の場合、恥ずかしいと思ってしまう
 のです。だって、帽子に自分の名前じゃない女の子の名前が書いてあるんですよ?」
「でも君だって、推しタオルだとか生誕Tシャツ持ってるでしょ?」
「あれは基本、家で使うものなのでいいんです。Tシャツはかなり勇気出して
 外出着にしてますけど」
「外出着どころか、かなり重要な局面で着ていた気もするけど?」
「Tシャツも色々あるんですよ。ある程度、デザインがしっかりしているのなら、
 まぁ着れるかな思うんですけど。中には、どうかなぁこれっていうのもありまして」
「本人が描いたゆるイラストみたいな奴でしょ。
 ファンには嬉しいけど、知らない人が見たらなんでそんなの着てるのっていう」
「ほんと、ファンには嬉しんですけどね…」
「あとカバンなんかも売ってるんですけど。これも中々攻めてまして。
 背中に背負うと、全面に推しメンの顔写真がプリントしてるというものなんです」
「痛バッグだね」
「好きなキャラの缶バッジやキーホルダーを一杯飾ったバッグを持てる心の強い人ばかり
 じゃないんです。日常に使えるのが欲しいんです…」
「それを叶えてるのが男性アイドルのグッズなんだ、君にとって」
「マジで羨ましいと思いました」
「でもあれだって人前で使ってたらわかる人にはわかるんだよ?
 現に私だってひと目見てわかったし」
「わかる人ならわかるレベル、それがいかに大切か。
 極太文字で推しの名前の入ったマグカップしか売っていない界隈に比べたら…」
「なんか、お察ししますとしか言えないんだけど。
 女性向けの方がおしゃれなグッズや使いやすいグッズ多いよね」
「男性ヲタがみんなオープンヲタだと思わないで欲しいのです」
「でも、君もたいがいオープンだけどな。ブログで散々書いてるし」
「それはまぁ、顔の見えない世界の話なので」
「あと、自宅のタオルが推しタオル使ってるから、
 私の友人が家に来た時にばっちり見られているけどそれはいいのかい?」
「…今、気づきましたけど盲点でした。
 それは確かに恥ずかしいかも。ナチュラルに使いすぎて考えてませんでした」
「そこはかとなく脇が甘いので、君は隠れヲタグッズ持ったとしても
 バレるだろうね」
「待ち受け画面が推しの写真だからでしょうか」
「そういうとこも含めだよ」
結局、グッズよりも本人の行動がバレるかバレないかの違いなんでしょうか。
それにしても、その日は男性アイドルグッズを持った人が多かったです。
つーまーさんがことごとく見抜いていたので、アイドルGメンなのかもしれません。
その肩書、なんの役に立つのでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蛇足のようなもの。

そういえばツイッターでアイドルのことを呟く回数は少ない方だと

思うのですが、同じアイドルを好きな方にフォローされることが

しばしばあって、理由を考えてみたら

僕、アイドルのブログのコメント欄にペンネームで

思いっきりコメントしちゃってるんですよね。

その名前で調べたらすぐにツイッターも出てくるので

その関係かなって思ったりもしましたが、

今のツイッターの名前が大谷久(福岡聖菜推し)だったことに

今更気づきました。理由はそれか。

 

 

 

 

 

 

ではー、次のブログで。

| 17:55 | つーまーさんと売れない作家 | comments(0) | trackbacks(0) |
つーまーさんと売れない作家109

この時期、色んな場所でメガネ真っ白、大谷久です。

 

よく通っているペットショップに餌買いに言ってきたのですが、

ペットショップって色んな生体がいるから

この時期、がんがんに暖房効かせてるんですよね。30度くらいまで。

しかも湿度も高め。水槽がずらっと並んでいるので。

なので入店直後にメガネ真っ白に曇りますよね、当然ね。

その状態で店内歩いていて、爬虫類コーナーを

一通り回っていると、なかなかに変な人です。

あとメガネ曇ってるので実際はあんまり見えてないっていうね。

電車に乗ってもそんな風になるので、僕自身は慣れてますけど

周りの人にはやっぱり笑われます。

笑っても大丈夫です、ぜひ笑ってやってください。僕は真顔ですが。

 

 

 

さて、今日も書きます。

 

エピソード109【黄色いあいつ】

 

新しい機種が出る度に、スマホを替えたいと思う人が
いると聞きますが、つーまーさんはそういうのには
興味がないみたいで、数年前から同じスマホを使い続けています。
そんなつーまーさんがある日、真剣に言いだしました。

「スマホ、ドコモに乗り換えようかな」
「どうしました、急に?今のままでは不満ですか?」
「そういうわけじゃないんだけど、
 ドコモに乗り換えたい理由があってね。まぁ、なんていうか」
「歯切れが悪いのも珍しいです。
 ドコモのスマホでなにか欲しいのがあるんでしょうか?」
「ううん、欲しいのはスマホじゃなくてね。
 ポインコが欲しいの」
「うん?なんですか?ポイントですか?」
「違う、ポインコ。知らない?あの黄色いやつ」
「あー、えーとアレですね。CMでやってる黄色い鳥のゆるキャラみたいな
 奴ですね」
「ゆるキャラじゃないよ。ゆるくないもん。すごくしっかりしたキャラだもん」
「なんかすみません…。適当なこと言って」
「ポインコめちゃくちゃ可愛いから。兄と弟が居て弟の方は体脂肪35%も
 あるんだよ?」
「その体脂肪のどの辺が可愛いかわかりませんが、つーまーさんが好きなのは
 伝わってきました」
「ポインコ、ドコモのキャラクターだからドコモのスマホ替えようかなって」
「それって、今ドコモに替えるとポインコのグッズが貰えたりするって
 ことですか?」
「ううん、全然そんなことないけど?」
「じゃあ替える意味ってなんでしょう?」
「少しでもポインコに近づきたい、的な」
「そこまで好きなんですね。将来、ポインコになりたいんですか?」
「一緒に住みたい」
「住めると…いいですね」
「うんっ」
「満面の笑みで言われるとツッコめないですが。でも驚きました。
 つーまーさんってキャラクターものみたいなのって可愛いって言わない人だと
 思っていたので」
「確かにね。今までそんな熱烈に好きになるキャラクターいなかったかも」
「そんなつーまーさんの感性にヒットするポインコって。
 なんかすごい存在ですね」
「もうね、CMやってるとついまじまじ見ちゃうからね。
 でね、最近知ったんだけどポインコのぬいぐるみがあるらしいの」
「ぬいぐるみ、いいじゃないですか。ポインコと暮らす夢がぐっと現実に
 近づいてた感ありますよ」
「でしょ?でもぬいぐるみ普通には買えないのさ。
 クレーンゲームの景品らしくて」
「つーまーさんあんまりうまくないですよね、クレーンゲーム」
「実際、ぬいぐるみ取れたことがないからね。
 だから、君に頼ろうと思って」
「僕だってそんなに得意じゃないんですが…」
「前にズートピアのニック取ってきてくれたじゃん」
「あれはたまたまです。無料券貰ったからやっただけで。また無料券
 貰えるとは限りませんし」
「君のそのクレーンゲームに課金しない姿勢はなぜそんな頑ななんだい?」
「なんかこう、普通にやっていてどんどん百円が吸い込まれていく感じが
 あまりいい気分じゃなくてですね。出来ればやりたくないんです」
「今回だけ、ね?君にはたぶん才能があるから。なんか持ってるから」
「そんな才能いりません。それにですね、僕が高校生だったらいいんですけど。
 正直、いい年した成人男性が一人でクレーンゲームに熱中している様は
 なかなかに…ねぇ」
「君さ、それ酒井敏也さんの前でも言えるんか。あの人の趣味クレーンゲームで
 しかもめちゃくちゃうまいんだからな」
「違います、僕に限ってという話で。僕のような人間がやっていると惨めという
 だけであって。全国のクレーンゲーム好きに喧嘩売ったりしてません」
「ならいいんだけど。
 大丈夫だって。ちょっとファンシーで痛い人だって思われるだけで」
「痛いって言いましたね、はっきりと」
「どうせ君のことだから人の少ない平日に行くんでしょ?
 平日の昼間にクレーンゲームに熱中する君の姿って、まぁね、残念だよね」
「痛くて残念って。そこまで言われて僕がやる必要…あるんでしょうか?」
「ほら、君ってば私想いだしね。やれば出来る」
「うぅん…わかりました。では近日中に頑張ってきます」
「わぁい、楽しみー」
「しかしクレーンゲームですからね。穫れるかどうかは運次第ですよ」
「と言いつつ、必勝法なんかの動画見て予習するタイプだよね」
「うぅ…」
見透かされているので恥ずかしいですが、
この歳になるまで縁のなかったゲームの腕を上げないといけないらしいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蛇足のようなもの。

つーまーさんが激推しなのでポインコのサイト?を見てみたのですが

黄色い兄より黄色い弟より、中条あやみさんが可愛くないかな。

眼球飛び出しがちの鳥よか絶対可愛い。突き抜けてる。

そう思う僕ですが、この思いは口には出さないで起きます。

家庭内で亀裂が入るのよくないです。

あ、今日はスーパームーン?

このブログ読んでいる暇があるなら、夜空を見上げてみてください。

 

 

 

 

 

 

ではー、次のブログで。

 

| 18:07 | つーまーさんと売れない作家 | comments(0) | trackbacks(0) |
つーまーさんと売れない作家108

工事ブーム到来なのか? 大谷久です。

 

ちょいと前に、アパートの灯油タンクを移設しているので

工事の音がうるさかったのですが、

それが終わったと思ったら今週に入ってアパート裏の駐車場

の取り壊しを初めまして、またうるさい。

そんな今週も、やっと金曜日。

もうそろそろ取り壊し終わって欲しいところです。

というかうちのアパート大丈夫なんだろうか。取り壊したり移設したり、

アパート事態取り壊したりしないよね。出て行くの嫌なんだけれど。

 

一抹の不安を抱えて、

それでもブログを書きます。

座敷牢に閉じ込められ黙々とブログを書く刑です。刑期は明けない。

 

エピソード108【昨日の続きをちゃんとしろ】

 

昨日のブログを読んだつーまーさんが、

「やっぱり酷いよね。怖い話作る気ゼロだよね。

 思い出したら腹立ってきたちゃんと作ってよ、嘘の怖い話」

と、詰めてきたので、

「はい、わかりました」

僕はつーまーさんに言われると断れないのです。

たぶんあれです、いけないお薬の運び屋でもつーまーさんに言われたら

やると思う。なぜつーまーさんがそんなことしているのかわかりませんが。

 

というわけで、今日のブログは昨日の続き。

かつ、蛇足的なものです。蛇に足が生えたら絶対にかっこいいよね。

 

 

それは私の友人から聞いた話です。
大学時代に同級生だったその友人は、社会人になって久しぶりに
大学時代のサークル仲間数人と飲み会を開いたそうです。
会社のこと、学生時代の思い出、近況。
色々なことを話し合っている内にお酒も進み酔いも回り
夜も更けた頃に友人の一人がこんなことを言い始めました。
「最近、YouTubeで自分の作った動画公開して、
 素人でも有名になったりすることあるよな」
「なに、お前ユーチューバーになりたいの?
 マジで?社会人になってそれ言ってたらまずいって」
「いやいや、ガチのユーチューバーじゃなくてさ。
 もっとこう一つの動画で再生回数稼げるようなやつを作れないかなって」
「それなら簡単だろ」
友人の一人が自信あり気に言いました。
「UFOか幽霊撮ればいいんだって。今、オカルト動画ブームだし、
 マジのやつ撮れたらすごいぜ。バラエティで紹介されたら金だって入るしな」
お金が入る、なんて話まで絡んできたら酒の席の与太話とはいえ興が乗ります。
あれよあれよという間に、いざ心霊動画を撮ろうということになりました。

飲み会から数日、あの場で話した心霊動画を撮るという話を、
飲みの席の与太話で終わらせなかったのが、私の友人と飲み会に来ていたもう一人。
二人して連絡を取り合い、日程を決めて本当に動画撮影をすることになりました。

 


とはいえ、廃墟やトンネルといった心霊スポットに行ってもありきたり、
正直、本物を撮れる気はしません。
そこで友人はある伝手を頼りました。
それは大学時代の友人の一個上にあたる先輩です。
その先輩は自称ですが霊感があると言っており、ホントかどうかはわかりませんが、
幽霊が出て困ってるという相談をされることがあるそうです。
その先輩にも動画撮影の話をしてみたところかなり乗り気。
しかもちょうど、とある一軒家に幽霊が出ると相談されていたという
タイミングの良さから、すぐに先輩と一緒にそのお宅に伺うことにしました。


動画の趣旨は、「実録、呪われた家を訪れた霊媒師」。
先輩は別に霊媒師でもなんでもないのですが、そうした方が趣が出るということで
霊媒師になりきることにしました。
さらに、ちょっとしたおふざけとして、友人たち二人も除霊グッズと称して
どこで買ったのか、御札や十字架、数珠なんかを持ち込もうということになりました。

 

そしていざ、当日。
カメラを回し、撮影スタート。
あとで編集すればいいからと幽霊が出る家に着く前からカメラは回しっぱなし。
その家の前に着くなり、除霊開始と言いながら、家の回りに御札を張る。
十字架も外壁にぶら下げるなどして、どこか心霊現象自体をバカにするというか
おふざけの色が強くなってきていて、撮影を行っている友人たちの中にも
悪ノリしている感じになってきていました。
しかしその家に住んでいる人は本気で悩んでいるそう。
なので霊媒師に扮した先輩を筆頭に真剣な面持ちを作って訪問します。
出てきたのは、三才くらいの男の子を連れた奥さん。
奥さんは暗い表情で三人を出迎えました。
「この家に幽霊が出るみたいで、私や主人には見えないんですが、この子が
 誰も居ないところを指差したり、じっと見つめてたりして気持ち悪いんです」
奥さんはそんな悩みを口にしました。
正直、子どもの頃にそういった大人にはわからない不思議なことをしてしまう。
というのはよくあることのように友人たちは思ったそうです。
それを幽霊と結びつけるのは安直な気もしましたが、奥さんのやつれた表情を
見ているとそう簡単には言えません。
すると先輩がそっと家の中に手を翳して、
「確かに悪い霊の気配を感じます」
などともっともらしいことを言いました。
すると奥さんはそんな先輩を信用したのか、誰でも良いからすがりたかったのか
友人たちを家へと招いて詳しい事情を説明し始めました。
「この家は去年建てたばかりの新築なんですけど、この家が建つ前にあった
 家で火事があったそうで一人暮らしをしていた方が火事で亡くなったと聞いています」
「事故物件というやつですか」
「けどちゃんと土地をお祓いしてもらって、しかも新築を建てるということで
 気にしないことにしたんです。その分、土地も安かったですから」
最初からそういった事情を知っていて建てたのなら、自業自得とも言えるかもしれ
ませんが、奥さんは前の家で起こった火事と子どもの異変を結びつけているようでした。
「君は、なにか見えるの?」
先輩がお母さんの傍を離れない子どもに尋ねると、子どもはこくりと頷きました。
「黒い人が居るの」
「黒い人って、それは焦げた感じかな?」
「わかんない…でもいるの」
子どもの意見はとても曖昧だったので、先輩はその辺で切り上げることにしました。
そしてある部屋を指して言いました。
「前の家の住人はあそこの部屋の場所で亡くなっています。
 今から除霊します」
立ち上がるとその部屋まで歩き、先輩はなにかをブツブツ唱えて目を瞑りました。
二分か三分ほどそんなことをしていると、先輩は
「終わりました。もう大丈夫です」
と、奥さんに告げ、奥さんは明るい表情にはならないまでもお礼を言っています。
その様子を終始カメラで撮っていた友人でしたが、
結局、心霊現象らしいことはなにも起こりません。
この日は、三人揃ってその家から帰ることにしました。

 

 

 

後日、先輩も合わせて三人で食事をしている時のこと。
「この間、行ったあの霊が出る家ってやつ。大したことなかったよなぁ」
「奥さんの思い込みなんじゃないかなって思うけどね。
 でも先輩、除霊してましたね。あんなこと出来たんですね」
「出来るわけないだろ。フリだよフリ。呟いてたのも『誰か居るなら出てけ』
 って当たり前のこと言ってただけ」
「うわ、ひどい。奥さん絶対に信じてたでしょ」
「信じ込ませるだけで安心するんだから。俺がしたことも悪いことじゃないって」
結局、カメラを回し始めた時の悪ノリのまま、
出来もしない除霊をやったフリをして帰ってきただけでした。
しかしカメラを回していた友人には引っかかることがありました。
「これカメラの映像。編集してスマホに移してみたんだけどさ。
 見て、この帰りのシーン」
スマホに映し出されたのは、除霊を終え家から出てきた友人が
家の全景を撮っているシーンでした。
その全景にはおふざけで貼った御札や十字架も写り込んでいます。
「この御札さ。よく見ると貼った時と違ってるんだよね」
「はぁ?どこが?」
画面を覗き込んでみると、御札がまるで焦げたように茶色く変色しています。
十字架にいたっては炭のように黒くなっています。
火事があった場所、ということで三人は映像を見て背筋が寒くなりました。

これではまるで火で焼かれたようだと。
「けどこの程度じゃ、動画に上げてもあんまりインパクトないよな」
「まぁな」
怖がっていると思われたくない友人たちはへらへらと笑い合いました。
するとそんな中で先輩が、上ずった声をあげます。
「実はさ。あそこの奥さんから後日電話があって、
 もう一度来て欲しいって言われてるんだよね」
「なんでですか?」
「なんか、また除霊お願いしたいとか。今の映像見たらめっちゃ気持ち悪いわ。
 お前たちまた一緒に付いてきて」
先輩に言われては断れず、友人たちはまたあの家に向かうことになりました。

 

 

 

そして間を開けての二度目の訪問。
友人たちは家の前までやってくると、動画の映像が頭を過り
一度目に来た時にはなかった不気味さをひしひしと感じました。
そして、チャイムを鳴らし奥さんが出て来るのを待っていると、
玄関ががちゃりと開きました。
その瞬間、友人たちはわぁっと一斉に玄関から遠ざかりました。
「あの、除霊してもらってからこんなことになってしまったのですが」
やつれた顔の奥さんが玄関から顔を出してそう言います。
そんな奥さんの背後、新築の家の床や壁や天井には
真っ黒い炭の後が至るところに付いていました。
それはまるで、黒焦げのなにかが這いずったような、暴れたような、
そんな跡に見えます。
天井には黒い手跡、壁には擦り付けたような炭が一メートル以上。
床にいたっては、足跡だらけで真っ黒になっていました。
「毎日掃除しても朝起きるとこんな風になっています。
 除霊が足りなかったってことでしょうか?」
奥さんが必死の形相でそう詰め寄ってきても、友人たちは何も出来ません。
なにせ先輩だって本物の霊媒師ではないし、この間の除霊も
やっているフリに過ぎなかったのですから。
自分たちには手に負えない、
そう感じた友人たちは奥さんを振り払って逃げ帰ろうとしました。
すると家の中から、ほっぺたを炭で黒く汚した奥さんの子どもが出てきました。
子どもは友人たちを指差します。

 

 

「お兄ちゃんたちが怒らせたんだよ」

 

 

心の中では気づいていたことを言葉に出され、友人たちは
慌ててその場を跡にしようとしました。
けれど、子どもは続けて言いました。

 

 

 

 

 


「もう大丈夫だよ、お母さん。

 


 お兄ちゃんたちについてくことにしたんだって」

 

 

 

 

 

 

 

なにが憑いて来たのか、友人は固く口を閉ざしたままでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蛇足の蛇足。

よし書いた。

一から十まで嘘のやつ。

書き終わった後に思ったけれど、序盤の動画撮影ってところ

もうちょっとオチに絡ませた方がよかったなぁと

思わなくもないけれど。

絡ませるとしたら、最後の方で、

動画を見直したら、ゆっくり焦げた足跡だけが

帰ろうとしている自分たちを追ってきてる。

とかかなぁ。

まぁ、いいや。

全部嘘なので、好きに脚色できますね。

 

 

 

 

 

 

ではー、次のブログで。

 

| 18:11 | つーまーさんと売れない作家 | comments(0) | trackbacks(0) |
つーまーさんと売れない作家107

今週は更新出来てます、大谷久です。

 

先週は余裕がなくて一回くらいしか更新出来なかった代わりに

今週は調子よく出来ているような気がしています。

僕がこんな趣味のブログを書いている間にも

世の中では大統領が決まったり、決まったと思ったら反対デモが

起こったり、東京ではゴジラが光線を吐いたり、

目まぐるしく色んなことが起こっていますが

このブログでは目まぐるしいことが一個もないです。

ただただ淡々と書いています。

 

 

さて、今日も書きます。

 

 

エピソード107【本当には起こっていない怖い話】

 

もう冬に突入したこんな時期には季節外れな話題なのですが、
つーまーさんと怪談について話したことを思い出したので、
今日はそんな話題です。

「あのさ、知り合いとの話の流れで一個くらい怪談を披露する。
 みたいなことになってね。短い話なら思いつくけど、
 語る系みたいなのって私、全然思いつかなかったんだよね」
「怪談を語り合うお友達が居てよろしいですね。
 僕は壁に向かって語っていますよ?」
「ごめん、もっと怖い存在が身近に居たみたい」
「身近の怖いやつってあれですか?
 モッズコート着たリアルな動物のお面を被って
 夜中の電話ボックスの中に立ってるっていう」
「君の趣味はね、もう通報されるレベルだからいい加減やめなさい。
 身元引受人になりたくないの、私は」
「そういう格好をしながら、夜の電話ボックスの中で
 人生について考えているのです」
「もっと他に考えないといけないことがあるんだよ?
 町内の治安だとかさ。小学校近いんだからね」
「最近、その電話ボックスの近くがポケストップになってるらしくて
 夜中でも人が来るんですよ。怖いんですよ」
「ポケモン捕まえに来た人が別のモンスターに遭遇する仕組みに
 なってるじゃん」
「モンスターとは失礼な。せめて怪人くらいでお願いします」
「だから、怪人は出たら駄目なの。通報なの」
「そんな通報ぎりぎりの怪人から、怪談についてアドバイスして
 あげます」
「上から目線だね、なにさアドバイスって」
「語れる怪談が欲しいのなら、作ってしまいましょう」
「作るって嘘ってこと?本当にあった怖い話じゃなくていいの?」
「だいたい、話してみんなを怖がらせるような本当にあったことなんて
 人生において稀な体験じゃないですか。
 そんな体験をするよりも、作っちゃった方が早いです」
「身も蓋もないことを言い切ったね」
「感動もそうですよ。実際に起きた奇跡の実話ってね、言いますけど。
 実際に起きていない嘘の話でも感動盛れると思うんです。
 難病に苦しむけど愛を育んで乗り越えればいいですよね、全然嘘でいける」
「君は人の心を理解していない…。
 映画見て泣いたりしないでしょ」
「いや、結構泣きます。感動よりも熱いエピソードに対しての涙腺が
 ゆるゆるなんです。熱い話っていいですよね」
「ほら、感動もので泣けてないじゃん」
「でも怖い話なら素直に怖がります。
 怖がりほど、なにが怖いのかわかってますから。怪談だって
 でっち上げられます」
「じゃあ、ここぞという時に私が話せる怪談を考えてよ」
「まず舞台。これはつーまーさんとは縁もゆかりもない所よりも
 身近な方がいいです。しかも舞台にする場所は実在の場所にしましょう」
「嘘なんじゃないの?でっち上げるって言ったでしょ?
 いきなり実在の場所って」
「全部嘘で固めるよりも、本当のことを混ぜた方が真実味っていうか
 リアルな感じがしていいのです」
「詐欺みたいな手段だね」
「例えばつーまーさんの会社だとか、通っていた学校みたいな。
 話す時に構造を口で言えるくらいに知っている場所にしましょう」
「じゃあ会社でいいけどさ。それで、肝心のお化けどうする?」
「もちろん出しましょうよ。創作なんだから、何体でも出せますよ。
 実話だったらせいぜい一、二体くらいですけど、どうせなら十体くらい」
「いや、怖いかな?パニックホラー的な怖さじゃない、それ?
 うちの会社に十体も幽霊出たら、もう夜勤の人の数超えてるじゃん」
「いっそ幽霊も夜勤に混ざって仕事する、という斬新な手口はどうでしょう」
「とんだブラック企業だね」
「いいですね、ブラック企業。ブラックさに耐えきれず亡くなった
 元会社員が幽霊になったということにしましょう」
「それが十人も?亡くなり過ぎだろ、なんらかの機関から視察入るレベルじゃん」
「労働組合みたいなことでしょうか。じゃあ主人公は労働組合の人にして、
 視察に来たら残業している幽霊に襲われましょう」
「その幽霊はどっちかと言うと労働組合の人の味方なんじゃない?だってブラック企業に
 恨みがあるんでしょ?」
「それがまた会社に縛られ成仏できず『仕事…仕事を終らせるんだぁ…』と
 皆が口々に言いながら死んだ目をして業務を続けていて止めないんですよ」
「うぅ…悲しい。社畜の悲哀がそこにはあるのね」
「あと、オチも大切ですよね。こう、一番びっくりするような感じで」
「振り向いたらそこに幽霊が迫ってた!みたいなことでしょ」
「そうです。この場合、幽霊が十体居ますから振り向いて居るだけじゃつまらないです。
 こうしましょう。命からがらそのビルから逃げてきた労働組合の人。
 やっと家に付いて、扉を開けると四畳半に十人の幽霊がびっしり」
「狭くない、家?四畳半に十人って全員立ってるよね。座るスペースないよね?」
「ほら、天井が高い四畳半なんですよ。で、幽霊って浮けるでしょ。
 天井までのスペースを有効に使うと、なんとか入るんじゃないでしょうか」
「電話ボックスに何人入れるか、みたいなゲーム思い出したよ」
「だいたいあんな感じ。インパクトあるオチが出来ました」
「いや、想像してみたけど全然怖くない」
「いや絶対に怖いですって。幽霊のビジュアルが甘いんじゃないですか?
 全員、呪怨の伽椰子の顔してると思えば」
「えっ、ちょっと待ってその会社って呪怨の伽椰子みたいな顔した社員が
 十人も居たの?生前に?」
「伽椰子に似てるか似てないかっていう基準で採用決めてたんでしょうね。
 十人とも伽椰子似なんですよ」
「もうその会社が怖いよ。頭おかしいよ、採用部」
「ひょっとしてあなたの会社にも…伽椰子に似てる人、いませんか?」
「恐ろしげな口調で言ったところで意味がわかんない。いないわそんな人。
 というかあるかそんな会社」
「では、つーまーさんぜひ今の怪談披露してみてください。
 その場が凍りつくこと間違い無し」
「その自信が私には怖いよ」
まぁ、自分の身内におかしな格好して電話ボックスに篭っている奴が居る
という事実の方が怖いのですけどね。
僕なんですけどね。えぇ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蛇足のようなもの。

実話系怪談というジャンルがあるならば創作系怪談というものも

あるのでしょう。

貞子だって伽椰子だってあれは創作ですけれど、

怖いですからね。

貞子も伽椰子も自分の身近に起きそうなこと、という視点から

見てもありそうですよね。貞子はビデオを見てしまうと

現れるんですが、子どもの頃のレンタルビデオ屋って結構怪しくて

ラベルないようなビデオが紛れ込んでたり、

間違えて自分ちのビデオを返しちゃって、それが適当に

置いてあったりしたので、なくはないかも。という怖さがありました。

でも今は違うかもしれません、なんのラベリングもされてない

DVDは貸してなさそう。

と、思ったら今はYouTubeで拡散するんだった、貞子の呪い。

時代の先を行く貞子さんです。

 

 

 

 

 

ではー、次のブログで。

 

| 18:03 | つーまーさんと売れない作家 | comments(0) | trackbacks(0) |
つーまーさんと売れない作家106

畑仕事に休みなし、大谷久です。

 

つーまーさんが家庭菜園と称して、

庭で始めたプランター栽培、オカワカメ育て。

ひと夏で随分と育ったはいいものの、今現在、

夜になると零度を下回るこの札幌の外界で、

ひっそりと生き途絶えようとしている。

そんなプランターに生えるオカワカメを見るたびに

畑仕事に休みなしと思う、諸行無常。

 

 

オカワカメの輪廻が転生することを祈って、

今日も書きます。

 

 

エピソード106【秋オープン、まだ未オープン】

 

先日、僕の住む街にも雪が降ったとブログに書きました。
これからの季節、雪が積もって歩道状況が悪くなると
つい、外に出たくなくなります。
歩くのがしんどい、のじゃなくて、歩くのが危険。
もういい歳なんだから転びたくないのです。
いい歳して転ぶと、逝くんです、骨が。
怖いんです。

そうなると、休みの日も手短なところで買い物済ませちゃいたい
と考えるようになります。
幸い、僕の住むアパートから徒歩圏内に
ちょっとした駅直結型の商業施設があります。
そこなら便利、まだ行こうと思える。
しかし、今、僕の住む街にちょっとした変化が起きています。


「君、秋の定義を答えなさい」
「立秋から立冬までの間です」
「そういうのじゃなくて、暦の上では的な」
「九月から十一月にかけて、ではないのですか?」
「そう。そうなんだよ。それが秋なんだよっ」
「どうしました?また秋の味覚の話ですか?
 さんまなら先月食べたでしょ?」
「毎週でも食べたいよ。むしろ毎日でもいいよ、好きだから。
 さんまの刺し身食べたいよぉ」
「じゃあパチンコやめないとね」
「パチンコやめたら暇でしんじゃうよぉ」
「いつの間にか闇金ウシジマくんごっこに巻き込むのやめてください。
 あなたパチンコしないでしょう?」
「絶対にやんないけど。
 そんな話ではなくてね。私達の生活の生命線と言ってもいい
 駅ビルがね、改装し始めて早九ヶ月経つんだよ?」
「あー、あそこですか。確かに、もはや一部営業中とは名ばかりの
 改装しかしていないビルになってますね」
「一部改装してない場所って食品売場くらしかなくて。
 まぁ、それはそれで助かってはいるんだけど」
「つーまーさん的には早くリニューアルして欲しいと」
「だってね、この秋リニューアルオープンって書いてあるんだよ?
 だったら九月くらいからまだかなぁって思うじゃん」
「九月の時点でそんなに待ち遠しいんだったら、二ヶ月経った今は
 一体どんな心境ですか」
「待ち遠しいっつーか、さっさとオープンしろやゴラァっ!
 って感じかなっ」
「口調が強いんですよね…」
「秋にリニューアルってね、こっちの季節的にはもう冬だよ?
 雪降ってるよ。冬用コート出してるよ?みんなスタッドレスタイヤだよ?」
「わかりました、もう冬です。それは認めます。
 秋にリニューアルしたかったけど、たぶん伸びたんですよ」
「私に許可なく予定伸ばすなんてありえないっ」
「つーまーさんは駅ビルの所有者かなにかですか?いや、あの、仕方なくないですか?」
「こちとらどう考えて納期に二週間かかる品を明日までに、みたいな
 無茶な要望されてるんだぞ。そんなことが日常茶飯事なんだぞ!」
「仕事の愚痴をこっちに向けられても…駅ビルが可哀想です。
 それにつーまーさん、冬にリニューアルオープンの方がよくないです?」
「なんで?」
「今の季節ならまだフットワーク軽く出歩きますけど、冬になると近場ばっかり
 行くじゃないないですか。だったら近くの駅ビルが冬にリニューアルは
 楽しみが増えていいと思いますけど」
「それもそうかもしれない…」
「では気分を変えて、家の近くの駅ビルに入ってたら嬉しい店舗ってなんですか?」
「BABY THE STARS SHINE BRIGHT」
「いや、無理でしょう。そんなごりごりなロリータブランドが
 わが町にやってきたら住民が困惑する。理解出来ないと思います」
「じゃあ、いきなりステーキ」
「一個前との振れ幅よ。欲しい服と食べたい物のバランスが取れてないでしょう」
「でも一回行ってみたくて」
「家の近くに出来たのに一回でいいんですね…」
「じゃあ、君はどうなの?」
「僕、本屋とレンタルショップがあればそれでいいんで。
 すでにありますし」
「うわ、つまんない。夢がない、希望もない。明日を生きる活力がない」
「そこまで言われたくはないので考えますね!
 真面目に答えると、ミニストップです」
「は?え?コンビニ?」
「はい、そうですけど」
「そんなもんセコマで充分でしょ」
「いや、ミニストップのソフトクリームが大好きなんです。
 未だにふいに食べたくてしょうがない時がありまして」
「ソフトクリームならセコマにだって売ってるし。
 アイスコーナーに」
「それ、ソフトクリーム風に作ってあるアイスじゃないですか。
 固いやつじゃなくて、ちゃんと店内で作るやつなんです」
「だとしてもそんなソフトクリーム、別にどこにでもある気がするけど」
「わかってもらえないのは仕方ないです。ミニストップ行ったことないでしょうから。
 でも急に地方の駅ビルにオープンしても不思議ではないお店な気がしません?」
「コンビニはね、確かにそうかも。
 あの駅ビル、ちょっと前まで道内で唯一のサイゼリヤがあるビルだったしね。
 進出の取っ掛かり的なね」
「そうです、コメダ珈琲も中心部じゃなくていきなり東札幌に出来ましたよね。
 ちょっと外した場所に出すのがいいのかもしれません」
「じゃあ、あれだ。コメダに対抗して東京のあれ、ブルー…ブルーなんとかコーヒー」
「すごいうろ覚えですね。あのー、あれですよね。ブルーバックスコーヒーみたいな」
「スターバックスにすごい引っ張られたネーミングがすごくダサいけど、
 そんなコーヒー店。あれを出店しよう」
「現地住民がその程度の認識しかしていない、東京の例のおしゃれなお店みたいなのに
 食いつくんでしょうか?」
「正直、私は興味ないけど。コーヒーは家で飲む派だから」
「僕は必要に迫られないと飲み物の候補にコーヒーが浮かばない派です」
「それはもう、非情にフラットな立ち位置ってことなのかな?」
「正直、スタバに行ったことも数えるくらいしかないですからね」

「でもこうやってなにが出店するかなぁって考えてると夢が広がるなぁ」

「楽しみになってきましたか?」

「うんっ、でもね、近所に出来て欲しいお店って

 結局のところ、みよしのなんだけどね」

「うわぁい、結局道民」

みよしの、というのはカレーとぎょうさのお店で、道内中心に

たくさんあります。

カレーも出てきて、ぎょうさも出るお店であり、

カレーの中にぎょうざがトッピングしてあるお店でもあります。

ぎょうざトッピング、一度食べると病みつきです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

蛇足のようなもの。

ブルーボトルコーヒーでした。

思い出した。

喫茶店文化が根付いた土地で育ってきたもので、

あの手のおしゃれな喫茶店に未だに慣れない。

お昼ごはんを食べようと思って入ってもいい感じのお店、

という喫茶店が僕は好きです。

ナポリタンがメニューにあるといいですね。

ナポリタンが鉄板に乗って出てきて、ナポリタンの下に

薄焼き卵が敷いてあるといいですね。

モーニングを昼過ぎまでやっている店もとても良い。

そう考えるとブルーボトルコーヒーに求めることじゃないと

気づきました。

 

 

ではー、次のブログで。

 

| 18:06 | つーまーさんと売れない作家 | comments(0) | trackbacks(0) |